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宝来社さんの「笑顔と元気の玉手箱シリーズ」第3弾です。
“天才”と呼ばれた人たちには共通して、「あなたはあなたのままでいい」「今のままでいい」と言い続けてくれる母親や
祖母(身近な大人)の存在がありました。
幼いとき、母親や祖父母、父親でも、教師でも、そばにいる大人が子供を温かく包み、優しさと愛情を注ぎ続け、
「あなたはあなたのままでいい、今のままでいい」と言い続ける・・・。幼い子供にとってこの言葉は、その子の
一生を左右するような重要なもののようです。
子供は、比べあったり、評価されたりすることなく自分の才能を信じて、心から優しく包んでくれる存在のもとでは、
安心して自分の力を発揮できるようです。“賞賛”、“肯定”によって子供は伸びるらしいのです。
『例えば、子供が洗濯物を(雨が降ってきたので)取り込んでくれたとしましょう。「ありがとう」を言いながらの笑顔、
そして「本当によく気がついてくれた。取り込んでくれてうれしい」の賞賛。「感謝」と「笑顔」と「賞賛」を浴びせると、
その相手はすごく元気になるらしいのです。』(本文より)
天才を育てるつもりがない人も、子育てをしていない人でも、楽しくお読みいただけます。今まで子供を
「ちゃんと育てるためには、叱らなくてはいけない」と思って叱って、イライラしたり、苦しかった人もこれを
読むと子育てが楽になるかもしれません。教育の本質のようなものがわかる一冊です。 |
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