1988年に遊帆堂より出版されました『磐梯山噴火100年』を株式会社SKPより復刊させて頂きました。
正観さんがトラベルライターとして実名の「小林正寛」で自ら出版社を立ち上げ出版された「旅の余話シリーズ」の
一冊です。(※遊帆堂は株式会社SKP内の正観さんの会社です)
1888年の磐梯山噴火の歴史を当時の写真、地形地図をもとに詳しく解説されています。
民間伝承として今も伝わる「手長・足長の話」や「猫魔伝説」についても掲載されています。
「私も、初めてここを訪れたときはその美しさにばかり目を奪われていた。もう20年も前のことで、私も学生だった。
今は平和そのものの磐梯高原だが噴火から100年たって、あらためて当時の状況を知り、そういう目で磐梯山と
磐梯高原を見てほしいと思う。
目のまえの沼や山を見ながら、「ここはこうだったんだって」というかたちで、この本のなかの話を
語りあってもらえたらうれしい。」
(本書「はじめに」より〜小林正寛)
本書内の地名、施設名、交通・観光ルート等は現在では変更になっている場合がありますが、
当時の雰囲気をお伝えしたく、あえてそのまま掲載をしております。情報本ではなく、
読み物としてお楽しみください。
四六変形判・64ページ。
小林正寛 1988年11月1日発行
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