1988年に遊帆堂より出版されました『北のさいはて・礼文島』を株式会社SKPより復刊させて頂きました。
正観さんがトラベルライターとして実名の「小林正寛」で自ら出版社を立ち上げ出版された「旅の余話シリーズ」の
一冊です。(※遊帆堂は株式会社SKP内の正観さんの会社です)
不思議な島、礼文島の魅力を様々な角度から解りやすく、写真とともに解説されています。
本文写真は正寛さんと旅仲間たちのスナップのようなものが多いので、「若き日の正寛さんと
その旅仲間たちが礼文を楽しんでいるスナップ写真がちりばめられていて、読んでいると
私たちも一緒に旅をしているような気分になります。
集合写真には正寛さんもいらっしゃいますので、貴重なスナップ写真になっています。
「こういう不思議な魔力をもつところは、私の知るかぎり日本中に例がないということである。
本州なら2500mほどまで登らねばならない美しい花々が、ここでは海岸で見られ、そしてあふれている。
人の温かさと花の美しさと、この島は天国に存在するものをいくつも持っているのだ。」
(本書「はじめに」より〜小林正寛)
本書内の地名、施設名、交通・観光ルート等は現在では変更になっている場合がありますが、
当時の雰囲気をお伝えしたく、あえてそのまま掲載をしております。情報本ではなく、
読み物としてお楽しみください。
四六変形判・64ページ。
小林正寛 1988年11月1日発行
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